在宅勤務の相手への差し入れはどう届ける?
出社していれば休憩室に置けば済む差し入れも、在宅勤務が混ざると全員に行き渡らせるのが難しくなります。品物選びより、届け方の段取りでつまずきやすい場面です。
| 届け方 | 向いている場面 | 注意する点 |
|---|---|---|
| 出社日にまとめて渡す | 週に数日は出社する職場 | 日持ちするものにする |
| 自宅へ配送する | 全員が在宅で固定されている | 住所を集める手間と抵抗感 |
| デジタルの贈り物を送る | 住所を知らない相手 | 少額向き。受け取り方の案内が要る |
| 取り置いて次に会う日に渡す | 出社が不定期 | 渡し忘れが出やすい |
| 会社の制度を使う | 福利厚生で手配できる職場 | 経費の扱いを先に確認 |
| 近くに住む人が届ける | 数人の小さなチーム | 負担が一人に偏らないようにする |
出社と在宅が混ざる職場では、届け方を一つに決めきれません。誰にどの方法で渡すかを先に整理しておくと抜けません。
選ぶときのポイント
・日持ちするものを選ぶ
次に顔を合わせるのが数日後になることがあります。常温で日持ちする個包装であれば、取り置いても傷みません(職場の差し入れの選び方)。
・住所を尋ねるのは慎重に
自宅の住所を知られたくない人もいます。全員に配る前提なら、住所が要らない方法を選ぶほうが角が立ちません。
・少額のデジタルギフトは住所が不要
メッセージアプリやメールで送れる形式なら、相手の住所を知らなくても届きます。金額が小さいぶん気を遣わせにくく、受け取り方を一言添えておけば迷わせません(カタログギフトの選び方)。
・出社している人だけが得をする形にしない
置いておくだけでは在宅の人に渡りません。人数分を取り置くか、別の方法を用意するかを最初に決めます。
・誰が何を受け取ったか記録しておく
出社日がばらつくと、渡した人と渡していない人が分からなくなります。名簿に印を付けるだけでも、渡し忘れと二重渡しを防げます。
・全員に配るか誰にも配らないかをはっきりさせる
届け方が分かれると、もらえなかった人が生まれやすくなります。行事の差し入れでも同じ考え方です(職場のバレンタインの配り方)。
・経費で出すなら先に確認する
会社の福利厚生や部署の予算を使えることがあります。個人で立て替えてから相談すると処理が面倒になるため、順序を逆にしません(配送で贈るときの手配の基本)。
人数と届け方で選ぶ
規模によって現実的な方法が変わります。
| 人数 | 現実的な方法 | 品物の例 |
|---|---|---|
| 数人のチーム | 出社日にまとめて渡す | 個包装の菓子、ドリップコーヒー |
| 10人前後 | 出社分は手渡し、在宅分は取り置き | 日持ちする焼き菓子 |
| 全員が在宅 | デジタルギフトを一斉に送る | 少額のドリンク券など |
| 部署をまたぐ規模 | 会社の制度で手配する | カタログ形式のもの |
人数が増えるほど、手渡しにこだわらないほうが行き渡ります。一人あたりの金額を上げるより、全員に届くことを優先します。
渡し方・マナーの注意点
受け取れるタイミングを聞いてから送る
在宅勤務でも終日在宅とは限らず、外出や会議で受け取れない時間があります。配送する場合は日時を指定し、受け取れる時間帯を先に聞いておきます。生ものや要冷蔵の品は、不在で持ち戻りになると使えなくなるため避けます。
デジタルの形式で送るときは、受け取り方を一行添えます。受け取りの操作が分からないまま放置され、期限が切れてしまうことがあるためです。期限がある形式なら、その日付も伝えておきます。相手が使い方を尋ねやすいよう、送ったあとに一度声をかけておくと確実です。
のしは不要です。日頃の差し入れとして渡すものなので、簡素な形で構いません(のしの表書きと渡し方の基本)。誰から何のために届いたのかが分かるよう、短いメッセージを添えておくと受け取る側も反応しやすくなります。
