退職の挨拶の菓子折りの定番は?
最終出社日が近づくと、お世話になった人たちに何を渡すかで手が止まります。ここでは退職の挨拶で配りやすい菓子折りの定番と、人数や予算の目安を整理します。
| 品物 | 価格帯の目安 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 個包装の焼き菓子詰め合わせ | 2,000〜3,000円 | 部署全体に配る定番 |
| 個包装のクッキー・フィナンシェ | 3,000〜4,000円 | 30人規模の部署 |
| スティックタイプの羊羹・和菓子 | 2,000〜3,000円 | 年配の方が多い職場 |
| せんべい・おかき | 2,000〜3,000円 | 甘いものが苦手な人がいる場合 |
| ドリップコーヒーの詰め合わせ | 2,000〜3,000円 | デスクで飲んでもらえる |
| 老舗ブランドの詰め合わせ | 3,000〜5,000円 | 長年勤めた職場 |
| 個別に渡す小分けのギフト | 1人500円前後 | 特にお世話になった人へ |
| メッセージカード | 〜500円 | 品物に添える |
全体で用意する場合は3,000円程度が目安とされ、1人あたりに換算すると100〜300円、高くても500円ほどの計算になります。個別に渡す相手には1人500円程度を見ておくと過不足がありません。※価格は目安です。
菓子折りを選ぶときのポイント
・個包装は必須と考える
一人ずつ手渡す場面が多いため、切り分けが必要なものは使えません。箱から出してそのまま渡せる形にしておきます。
・人数より2〜3割多めに用意する
他部署の人や、当日たまたま顔を合わせた人にも渡せます。数が足りずに気まずくなるより、余るほうが扱いやすいです。
・日持ちするものを選ぶ
最終出社日に休暇の人やシフト違いの人が必ずいます。常温で日持ちするものなら、後日出社した人にも残しておけます。
・甘いものが苦手な人の分も考える
せんべいやコーヒーが混ざったアソートを選べば、一箱で選択肢を用意できます。
・アレルギー表示が確認できる形にする
外箱を休憩室に置いておくか、個包装のまま渡して原材料を自分で確かめられるようにします。
・持ち帰れる大きさにする
その場で食べない人もいます。鞄に入るサイズなら持ち帰ってもらえます。
退職の菓子折りを予算別に選ぶ
配る人数と、勤めた年数で予算感が変わります。
| 予算 | 品物の例 | 特徴 |
|---|---|---|
| 〜2,000円 | 個包装のクッキー、せんべい | 10人以下の少人数の部署 |
| 3,000円前後 | 百貨店の焼き菓子詰め合わせ | 20〜30人。最も一般的な価格帯 |
| 5,000円前後 | 老舗ブランドの詰め合わせ | 大きな部署、長年勤めた職場 |
| 1人500円前後 | 小分けのギフト、紅茶 | 直属の上司など個別に渡す相手へ |
全体に配る菓子折りとは別に、特にお世話になった数人へ個別の品を用意する形もあります。その場合も金額を上げすぎると相手が気を遣うため、500円前後に収めるほうが受け取りやすくなります。
渡し方・マナーの注意点
最終出社日の午後に、職位の高い順から配る
渡すのは最終出社日の午後から夕方にかけてが基本です。朝は業務が立て込んでいることが多く、終業間際なら受け取る側も落ち着いて対応できます。順番は役職のある上司から始め、先輩、同僚へと配っていくのが一般的な流れです。
ただし相手が打ち合わせ中だったり、明らかに忙しそうだったりする場合は、無理に待たずに他の人から先に渡して構いません。順番そのものより、当日中に渡し終えることのほうが大切です。人数が多くて全員を回りきれない規模なら、休憩室や共有スペースに置いて「お世話になりました。ご自由にどうぞ」と一言添える方法もあります。
菓子折りは必ず用意しなければならないものではありません。用意する場合、のしは必須ではありませんが、改まった形にしたいときは紅白の蝶結びの水引に「御礼」と表書きします。詳しくはのしの表書きと渡し方の基本を参照してください。挨拶メールを送る職場では、配るタイミングとメールの送信時刻を合わせておくと流れが自然になります。
