お中元の定番は?
暑い時期に届く贈り物だけに、涼しさが伝わるものや傷みにくいものが選ばれます。ここではお中元の定番と、相手による予算の目安を整理します。
| 品物 | 価格帯の目安 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| そうめん・冷やし中華 | 3,000〜4,000円 | 夏の定番。日持ちする |
| ゼリー・水菓子の詰め合わせ | 3,000〜5,000円 | 涼しさが伝わる |
| ビール・ジュースのセット | 3,000〜5,000円 | お酒を飲む家庭(飲まない人への配慮を) |
| コーヒー・紅茶の詰め合わせ | 3,000〜4,000円 | 常温で保存でき場所を取らない |
| 洗剤・日用品のセット | 3,000〜4,000円 | 好みを選ばない |
| アイス・シャーベット | 3,000〜5,000円 | 要冷凍。在宅を確認してから |
| 産地の果物(メロン・桃など) | 5,000〜10,000円 | 特にお世話になった相手へ |
| カタログギフト | 3,000〜5,000円 | 好みや家族構成が分からないとき |
相場は3,000〜5,000円が目安です。特にお世話になった相手には10,000円前後を選ぶこともありますが、個人宛に10,000円を超える品が届くと負担に感じる人が多いとされます。※価格は目安です。
お中元を選ぶときのポイント
・暑い時期に届くことを前提に選ぶ
配送中や玄関先で高温にさらされる可能性があります。溶けやすいものや傷みやすいものは避け、常温で保てるものが安心です。
・要冷蔵・要冷凍は在宅を確認してから
夏は帰省や旅行で不在にする家庭が増えます。生鮮品やアイスを贈るなら、受け取れる日を先に確認しておきます。
・家族構成に合う量にする
二人暮らしの家庭に大容量の詰め合わせを贈ると、消費しきれずに困らせます。人数に合わせた分量を選びます。
・毎年続けられる金額にする
お中元は一度贈ると翌年以降も続けるのが基本です。初回に高額なものを選ぶと下げにくくなります。
・お歳暮とセットで金額を考える
両方贈る場合は、お歳暮のほうをやや高めにする人が多い傾向があります。詳しくはお歳暮の選び方と贈り方のマナーを参照してください。
・勤務先の規定を確認する
企業によっては、一定額を超える贈答品を受け取れない規定があります。取引先へ贈る場合は事前に把握しておきます。
お中元を予算別に選ぶ
贈る相手との関係の深さで金額が変わります。
| 予算 | 贈る相手 | 品物の例 |
|---|---|---|
| 3,000円前後 | 友人・知人、日頃お世話になっている人 | そうめん、コーヒー、洗剤セット |
| 5,000円前後 | 上司、仲人、両親 | ゼリーの詰め合わせ、ビール |
| 5,000〜10,000円 | 取引先、長年の恩人 | 産地の果物、上質な酒 |
| 10,000円以上 | — | 個人宛では負担に感じられやすい |
同じ職場の複数名に贈る場合は、金額を揃えておくほうが無難です。後から差が分かると気まずくなることがあります。
贈り方・マナーの注意点
関東は7月初旬から15日、関西は7月中旬から8月15日
お中元を贈る時期には地域差があります。関東では7月初旬から7月15日頃まで、関西では旧盆の影響で7月15日頃から8月15日頃までが一般的です。自分の住む地域ではなく、贈る相手の地域の慣習に合わせて手配します。
時期を過ぎた場合は表書きを変えます。関東で7月15日を過ぎたら「暑中御見舞」、立秋(8月7日頃)を過ぎたら「残暑御見舞」として贈るのが一般的です。残暑見舞いは8月末までに届くよう手配します。なお目上の相手には「見舞」ではなく「暑中御伺い」「残暑御伺い」と書くのがマナーとされます。年始に持参する品はお年賀の贈り方で扱っています。
のしは紅白の蝶結びの水引に「御中元」と表書きします。配送する場合は内のし、手渡しする場合は外のしが基本です(詳しくはのしの表書きと渡し方の基本)。お返しは必要ありませんが、どうしても返したい場合は「御中元」ではなく「御礼」とします。お中元だけ贈ってお歳暮を省くのは避けられる傾向があり、どちらか一方にするならお歳暮を選ぶのが一般的です。
