出産祝いのプレゼントの定番は?
出産の知らせを受けて何か贈りたいと思っても、ベビー用品はすでに用意されているものが多く、重複しやすい分野です。ここでは品物を贈る場合に絞って、選ばれやすいものと外しにくい考え方を整理します。
| 品物 | 価格帯の目安 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| カタログギフト | 5,000〜10,000円 | 何が足りているか分からないとき |
| おむつ・おしりふきなどの消耗品 | 3,000〜5,000円 | 必ず使い、重複しても困らない |
| スタイ・ガーゼタオル | 3,000〜5,000円 | 洗い替えが何枚も要る |
| 少し大きめサイズの肌着・ウェア | 3,000〜6,000円 | 新生児用は足りていることが多い |
| 絵本 | 2,000〜4,000円 | 好みが分かれにくい |
| 母親向けのお茶・ハンドクリーム | 3,000〜5,000円 | 赤ちゃん用品に偏らせたくないとき |
| 名入れのタオル | 4,000〜6,000円 | 記念に残したいとき |
品物で贈る場合は友人なら5,000〜10,000円、連名にするなら一人あたり3,000〜5,000円が一つの目安です。※価格は目安です。
選ぶときのポイント
・今すぐ着るサイズは避けて少し先を見込む
新生児サイズの肌着は出産前にそろえてあることがほとんどです。80〜90サイズのように、半年から一年先に着られるものを選ぶと重なりにくくなります。
・消耗品は重複しても無駄にならない
おむつやおしりふきは使う量が多く、いくつあっても困りません。ただしおむつは体型によって合う合わないがあるため、サイズ違いを混ぜておくと使い道が広がります。
・母親本人へのものを一つ入れる
贈り物が赤ちゃん用品に偏りがちな時期です。産後しばらくは自分の買い物に出にくいため、本人が使えるものが入っていると印象に残ります。授乳中はカフェインを控える人もいるので、飲み物ならノンカフェインのものが無難です。
・大型のベビー用品は必ず事前に確認する
ベビーカーやベビーベッドは、すでに購入済みかレンタルで用意していることが多く、置き場所の問題もあります。希望を聞かずに選ぶ品ではありません。
・手作りのものは贈らない
赤ちゃんが直接肌に触れるものは、洗濯や素材の面で受け取る側が扱いに困ります。市販品を選ぶほうが相手の負担になりません。
・音の出るおもちゃや大きなぬいぐるみは慎重に
住環境によっては音が使いにくく、大きな品は収納の場所を取ります。判断がつかないときはカタログギフトに替えると確実で、避けたい品の考え方は贈り物で避けたほうがよい品物にまとめています。
出産祝いの品を予算別に選ぶ
相手との関係と、単独で贈るか連名にするかで金額が変わります。
| 予算 | 贈る相手 | 品物の例 |
|---|---|---|
| 2,000〜4,000円 | 職場の同僚 | 絵本、スタイ、ガーゼタオル |
| 3,000〜5,000円 | 連名の一人分 | まとめてカタログギフトや消耗品セットに |
| 5,000〜10,000円 | 友人 | カタログギフト、名入れタオル、大きめのウェア |
| 10,000円以上 | 兄弟姉妹、特に親しい友人 | 希望を確認したうえで大きめの品 |
人数を集めて連名にすると、重複を避けながらまとまった品を選べます。誰が何を贈るかを先にすり合わせておくと、同じものが重なりません。
渡し方・マナーの注意点
渡す時期と表書き
渡す時期は生後1週間から1か月ごろが目安とされています。退院してすぐは母子ともに生活が落ち着かないため、相手から知らせがあってから動くほうが確実です。訪問して直接渡すより、配送にしたほうが相手の負担が少ない場面も多くあります。生後1か月ごろにはお宮参りのお祝いがあり、お祝いが重なることもあります。
訪問する場合は、相手から誘われたときに短時間で切り上げます。滞在が長引くと生活のペースを崩すことになるためです。配送するなら、里帰り先か自宅かを確認してから手配します。
のしは紅白の蝶結びに「御出産御祝」と表書きします。何度あってもよいお祝いにあたるため、結婚祝いで使う結び切りは用いません(水引の使い分けはのしの表書きと渡し方の基本)。受け取った側が用意する出産内祝いについては内祝い・お返しの基本を、同じライフイベントの贈り物としては結婚祝いのプレゼントの選び方もあわせて参考にしてください。
