結婚記念日のプレゼントの定番は?
結婚記念日は毎年訪れるため、毎回大きなものを用意すると続きません。普段の年と節目の年を分けて考えると、無理なく続けられます。
| 品物 | 価格帯の目安 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 食事に出かける | — | 普段の年。品物を増やさない |
| スイーツ・ケーキ | 2,000〜5,000円 | 家で軽く祝うとき |
| 花束 | 3,000〜8,000円 | 節目の年に形を添える |
| ペアの食器・グラス | 5,000〜10,000円 | 二人で使えるものを残したいとき |
| 名入れの品 | 5,000〜15,000円 | 一度きりの節目に |
| アクセサリー | 10,000〜30,000円 | 大きな節目の年に |
| 旅行・宿泊 | 20,000〜50,000円 | 銀婚式・金婚式などの節目に |
普段の年は食事だけ、節目の年に品物を添えるという分け方が最も続けやすくなります。※価格は目安です。
選ぶときのポイント
・毎年続く前提で金額を決める
最初の年に高額なものを選ぶと、その水準が基準として残ります。何十年と続くものなので、普段の年は負担にならない範囲に収めておきます。
・二人で使えるものを選ぶ
片方だけが使う品より、一緒に使うもののほうが記念として残ります。食器やペアの小物は、日常で目に入るたびに思い出せる形です。
・相手が記念日をどう捉えているか確かめる
毎年祝いたい人もいれば、節目だけで十分という人もいます。温度差があると、片方の用意が負担として受け取られます。先に話しておくほうが確実です。
・形に残すか場にするかを決める
物を増やしたくない家庭では、食事や旅行のほうが喜ばれます。花を添えるなら、持ち帰りや世話の手間まで考えて形を選びます(花束と鉢植えの使い分け)。
・名入れは節目の年に限る
名前や日付が入ると、毎年続けるには重くなります。銀婚式のような一度きりの年だけに使うほうが意味が残ります(名入れギフトの向き不向き)。
・子どもから両親へ贈るならまとめる
きょうだいで別々に用意すると品が重なります。連名にすれば、一人では選べないものも候補に入ります(連名で贈るときの名前の書き方)。
・互いに用意するかを決めておく
片方だけが毎年用意していると、もう片方が引け目を感じます。どちらが何をするかを決めておくか、一緒に食事へ行く形にそろえておくと続けやすくなります。
年数の節目と予算の考え方
年数ごとに呼び名があり、節目の年ほど厚くするのが一般的です。
| 年数 | 呼び方 | 予算の目安 |
|---|---|---|
| 1年 | 紙婚式 | 3,000〜5,000円 |
| 5年 | 木婚式 | 5,000〜10,000円 |
| 10年 | 錫婚式 | 10,000〜20,000円 |
| 15年 | 水晶婚式 | 10,000〜20,000円 |
| 20年 | 磁器婚式 | 10,000〜30,000円 |
| 25年 | 銀婚式 | 20,000〜50,000円 |
| 50年 | 金婚式 | 家族で祝う形が中心 |
呼び名は慣習であり、その素材の品を贈らなければならないわけではありません。どの年を節目として厚くするかの目安として使えば十分です。素材にこだわると選べる品が狭まるため、呼び名は話のきっかけ程度に考えておくほうが自由に選べます。
渡し方・マナーの注意点
節目の年は家族で祝う形もある
夫婦のあいだであれば、当日に渡せなくても構いません。週末にずらしたほうがゆっくり時間を取れることもあります。食事に出かけるなら予約は早めにしておき、当日に慌てないようにします。
銀婚式や金婚式は、子どもが企画して祝う形が多くなります。きょうだいで連名にして旅行や食事会を用意したり、写真を集めてまとめたりする方法があります。長寿の節目と重なる年は、還暦祝いの選び方のほうが用途に合う場合もあります。
夫婦間の贈り物にのしは不要です。子どもから両親へ改まって贈る場面では、紅白の結び切りに「祝御銀婚式」などと表書きします(のしの表書きと渡し方の基本)。交際中の記念日とは金額の考え方も渡し方も変わるため、恋人への記念日プレゼントの選び方とは分けて考えます。
