引っ越しの挨拶の品の定番は?
新しい住まいでの最初のやり取りだけに、何を持って行くかで印象が決まります。ここでは引っ越しの挨拶で選ばれやすい品と、渡す相手による目安を整理します。
| 品物 | 価格帯の目安 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 食器用洗剤・洗濯洗剤 | 500〜1,000円 | 好みが分かれない定番 |
| ラップ・キッチンペーパー | 500〜1,000円 | どの家庭でも必ず使う |
| タオル・ふきん | 500〜1,500円 | 何枚あっても困らない |
| 地域指定のゴミ袋 | 500〜1,000円 | その地域で確実に使う実用品 |
| 入浴剤 | 500〜1,000円 | かさばらず持ち運びやすい |
| 個包装の焼き菓子 | 1,000〜1,500円 | 家族構成が分かっている場合 |
| コーヒー・お茶の詰め合わせ | 1,000〜1,500円 | 日持ちする。年配の世帯にも |
| 少し良いタオルセット | 2,000〜3,000円 | 大家・管理人・自治会長へ |
ご近所へ渡す粗品は1,000円前後、大家さんや管理人さんには2,000〜3,000円程度が目安とされます。スーパー・ホームセンター・ドラッグストア・オンラインショップで揃います。※価格は目安です。
挨拶の品を選ぶときのポイント
・消耗品を選ぶ
洗剤やラップのように使えばなくなるものなら、好みや置き場所を選びません。相手の趣味が分からない段階では最も外れにくい選択です。
・食べ物は慎重に選ぶ
アレルギーや好みが分からないため、選ぶなら個包装で日持ちするものにします。生菓子や手作りのものは避けます。手作りのものが向く相手は限られます(手作りの贈り物)。
・高価すぎるものは避ける
金額が大きいと、相手がお返しを考えることになります。挨拶の品はあくまで顔合わせのきっかけと考えるほうが、その後の関係が楽になります。
・かさばるもの・重いものは選ばない
玄関先で受け取ってすぐ片付けられるサイズが親切です。大きな箱は置き場所に困らせます。
・地域指定のゴミ袋は実用性が高い
その自治体でしか使わないものなので、確実に消費されます。転入したばかりの人からの品として自然です。
・事情によっては挨拶自体を控える判断も
単身での入居など、防犯上の理由から挨拶を控える人もいます。集合住宅では管理会社の方針を確認しておくと安心です。
引っ越しの挨拶の品を予算別に選ぶ
渡す相手と、住まいの形態で予算感が変わります。
| 予算 | 品物の例 | 特徴 |
|---|---|---|
| 500円前後 | 洗剤、ラップ、入浴剤 | 集合住宅の近隣へ。軒数が多いときに |
| 1,000円前後 | タオル、洗剤セット、菓子折り | ご近所への挨拶で最も一般的な価格帯 |
| 2,000〜3,000円 | タオルセット、菓子の詰め合わせ | 大家・管理人・自治会長へ |
| 3,000円以上 | ブランドタオル、地域の銘菓 | 戸建てで長い付き合いになる両隣 |
集合住宅では軒数が多くなるため、一軒あたりの金額を抑えて数を揃えるほうが現実的です。同じ品を人数分まとめ買いすれば、包装も揃って見栄えがします。
渡し方・マナーの注意点
引っ越し当日までに、休日の日中に伺う
挨拶は引っ越し後ではなく、当日かそれ以前に済ませるのが一般的です。搬入作業では物音や通行の妨げが出るため、先に一言伝えておくと印象が違います。伺う時間は休日の日中が無難で、早朝や食事時、就寝している時間帯は避けます。
挨拶する範囲は、集合住宅なら両隣と上下の階、戸建てなら向かいの三軒と両隣が目安です。不在だった場合は日を改めて訪ね、3回ほど伺っても会えないようなら、簡単な手紙を添えて郵便受けに入れておく方法もあります。
のしは必須ではありませんが、付けておくと名前を覚えてもらいやすくなります。紅白の蝶結びの水引に「御挨拶」と書き、その下に苗字を入れます。渡すときは外袋から品物を出し、正面を相手に向けるのが基本です。玄関先で立ったまま受け取ってもらう場面では、袋ごと渡すほうが親切なこともあります。
